イルミネーションツアー20142014.12.22

凛と張り詰めるような冷たい空気に、キラキラと輝きをまとう街。
この季節、コートの襟を立て足早に歩きながらも、冬を彩る素敵な光には思わず足を止めてしまいます。
クリスマスを目前に控え、イルミネーションツアーに行ってきました。
illumination2014_top


 TOKYO


東京の冬は、“光の季節”という言葉がぴったり。街のあちらこちらに、華やかな光が出現しています。

illumination2014_tensen

<KITTE>
2年目の冬を迎えた、東京駅前の『KITTE』。
昨年大きな話題となった、高さ14.5mに及ぶ真っ白なクリスマスツリーが今年も登場しました。
電飾が一切ついていないツリーに、光の粒が雪となって舞い落ちます。銀世界から切り取られたような、静かな美しさ。
これからの東京イルミネーションの定番になるかもしれませんね。
WHITE KITTE
illumination2014_kitte

illumination2014_tensen

illumination2014_baccarat<恵比寿ガーデンプレイス>
恵比寿ガーデンプレイス開業20周年、バカラ創設250周年を記念して制作された、今年の“バカラシャンデリア”はいつにもまして、豪華絢爛!
デザインをつとめたのは森田恭通氏。この輝きの秘密は、410灯もあるキャンドルの1灯ずつを6面のミラーでカバーすることで、反射によって光を増幅させているそうです。
Baccarat ETERNAL LIGHTS -歓びのかたち-

illumination2014_tensen

illumination2014_bvlgari

<ブルガリ銀座タワー>
ブルガリ銀座タワーに、今年も光り輝く「セルペンティ(蛇)」が巻き付きました。
ブルガリおなじみのモチーフであるセルペンティの瞳が今年はアメシストカラーに輝いています。
思わず目を奪われる、迫力ある光に出会えるのも、この季節の醍醐味ですね。

illumination2014_mikimoto

<ミキモト本店>
ミキモト本店ビルの建て替えに伴い、今年が最後の展示となるジャンボクリスマスツリー。
30年以上にわたり、銀座のクリスマスに寄り添い続けてきた、その大きな姿が見納めだと思うと、名残惜しいですね。
ミキモト ジャンボクリスマスツリー

illumination2014_chanel

<シャネル銀座ビルディング>
中央通りに面したLEDのファサードに白いツリーが浮かび上がっていたのは、シャネル銀座ビルディング。
キラキラとした光があふれる銀座の街で、シャネルが映し出すモノトーンのアニメーションは、静謐さをたたえていました。
Facade – CHANEL GINZA

illumination2014_tensen

<新宿ミロード>
新宿ミロード・モザイクステージのツリーは、ピンク色のグラデーションのみで構成されていました。
可愛らしく”キャッチ―”な姿が新宿の街に似合っていますね。
新宿テラスシティイルミネーション’14-’15
illumination2014_mylord

illumination2014_tensen

illumination2014_omotesandohills<表参道ヒルズ>
表参道ヒルズのなかは、小さな光の粒で溢れていました。
吹き抜けの大階段を上るとそこには、たくさんの小さな村で構成された、大きな“ジオラマ”ツリーが待ち構えています。
OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2014 with Moet & Chandon

illumination2014_tensen

<六本木ヒルズ>

六本木ヒルズのイルミネーションは、今年も見どころがたくさん!

○66プラザ
レース模様の構造体から光が漏れる、まるで“ジュエリー”のようなツリー。短時間でころころと色が変わるため、寒いなかでも楽しみながら全色制覇することができました。(写真左)

○ウェストウォーク
アーティスト・小松宏誠氏がデザイナーをつとめた、クリスマスデコレーション。
“Snowy Air Chandelier”の名のままに、”雪“と”空気“と”光“をまといながら、軽やかに回転する姿はとても美しかったです。(写真右)
illumination2014_roppongihills


○けやき坂
東京タワーの“赤”と、けやき坂の“青と白”。対照的な光でありながら、どちらもどこか穏やかで、私たちを包み込むような印象を感じます。
昨年から始まった、時間限定の赤色イルミネーション“CANDLE&RED”に加えて、今年は30分に5分間だけ“Hidden Heart(隠れハート)”が灯ります。無事に見つけることができて思わずほっこり。
illumination2014_keyakizaka

Roppongi Hills Artelligent Christmas 2014

illumination2014_tensen

<青の洞窟>
冬の目黒川に、春の桜のイメージをがらりと変えるイルミネーションが初登場しました。木々にともされた真っ青の光が水面にも映り込み、私たちを包み込む姿は、まさに“青の洞窟”。
漂う空気までもが青に染まった様子は、なんだか異世界のようでした。
Nakameguro 青の洞窟 2014
illumination2014_aonodokutsu

illumination2014_tensen

illumination2014_marunouchi<丸の内>
丸の内仲通りを“シャンパンゴールド”に染めるイルミネーション。毎年この光を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
上品かつやさしい光は、私たちの心に温かさを運んできてくれるような気がします。
丸の内イルミネーション2014





 WORLD


日本を離れ、世界のイルミネーションにも目を向けてみましょう。
日本のイルミネーションとの違いはあるのでしょうか?

illumination2014_tensen

<上海>
中国・上海にある、高級ショッピングセンター『L’Avenue尚嘉中心』。イルミネーションのテーマは、“炫彩圣诞•爱耀尚嘉(光り輝くカラフルなクリスマス)”。
楽しく軽やかな光は、高級ブランドのイメージと対照的とも言えますが、上海の人々は、鮮やかな色彩=“豊かさ”を連想しているのかもしれませんね。
LES LUMIERES DE L’AVENUE 炫彩圣诞•爱耀尚嘉
illumination2014_shanghai

illumination2014_tensen

<マニラ>
フィリピン・マニラのマカティ市、アヤラ・トライアングル・ガーデンでは、光と音によるイルミネーションショーが行われています。
こうしたきらびやかな光の一方で、ビルの外壁などをカラーライティングで派手に演出することは敬遠されているそうです。街を構成する光と、イベントなどの特別な光。マニラの人々はメリハリをもって、光を楽しんでいるようです。
illumination2014_manila
Ayala Triangle Gardens Lights & Sounds Show

illumination2014_tensen

illumination2014_london<ロンドン>
イギリスでは、イルミネーションを見ることを目的にどこかへ行くといった感覚はあまりないそうです。そのため、日本のように凝ったイルミネーションはほとんどありません。その代わり、どんなに小さな道でも小さな街でも、街のあちらこちらで、素朴でやさしい光に出会うことができます。
あっと驚くような技術ではなく、光そのもののきらめきを楽しみながら、ロンドンの人々はクリスマスの訪れを待っているようです。

illumination2014_tensen

<ニューヨーク>
世界で最も有名なツリーといっても過言ではない、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。
今年で82回目を迎えた点灯式は、1933年から続く伝統行事だそうです。
45,000個以上のLEDで飾られた、華やかなその姿は、“クリスマスツリー”という響きから私たちが想像する姿そのものと言えるかもしれません。
82ND ROCKEFELLER CENTER TREE LIGHTING 2014
illumination2014_rockefellercenter

illumination2014_tensen


世界の数都市を加えた、2014年イルミネーションツアー。いかがだったでしょうか?
各国における流行や好みの違いはあれど、冬の街を飾り付ける光に、思わずカメラを向ける人々の姿は世界共通であり、人と光のつながりを感じる“瞬間”がそこにはありました。

私たち「光育(ヒカリイク)」という活動では、これからも、こうした“瞬間”を切り取り、お伝えしていきたいと考えています。

光育 ――人が光を育み、光が人を育む――

2015年も素敵な光にたくさん出会えますように!