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特派員報告
キャンパスイルミネーション
2003年6月10日〜12日まで武蔵工業大学にて「キャンパスイルミネーション」というイベントが行われました。
MARIOTの「光のイベント情報」でもお伝えさせていただいており、取材して参りました。
梅雨入りしてしまった東京で、天気が心配されましたが、3日間共夕方には雨も上がり学生さん達の一生懸命さと日頃のおこないが良かったからでしょうね。
このイベントは武蔵工業大学建築学科2年生の建築環境工学(1)の授業の一環で開催されました。
この講義は、建築照明の方法について実技を交えて教育するもので、建築的なスケールで学生が取り組めるような課題を与えようと試みているのだそうです。受講生は計113名。11グループに分かれて、キャンパス内6箇所で、それぞれの環境を生かした光の造形に取り組まれていました。
この授業を受け持たれている武蔵工業大学助教授 小林茂雄先生はいかにも熱血先生という感じで、この他にも興味深い活動を数多くされています。
一度HPをアクセスされてはいかがでしょうか?
   →http://kobayashilab.net/
学生の視点/Powerを感じよう!!
Photo1
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汚いイメージがある「ゴミ箱」に光を与え綺麗なところは汚さない、そんな人間の心理を期待した作品だそうです。
あえてポール灯を建てなくても良いのではないか!そんな事を改めて感じました。
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木や竹、その他「廃材」をただ組み立てただけのこの作品は、隙間から漏れる光がとても綺麗でした。
光が入るだけで、廃材も生き返りますよね。
Photo2
Photo3
<<< It's Beautiful !!
花鳥風月をモチーフにした作品。
和紙を浮かし、たぶん2重か3重構造にされているように思われました。中には、左にカラーランプ(ブルー)/センターにクリアランプ/右にカラーランプ(ピンク)が入っていました。和紙が揺れるたびに表情が変わり、不思議な印象を受けました。
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暗くて分かりにくいですが、ここは木がひしめき合っている所です。
その土の上に自然とできた窪みにまるで生きているように光が立ち並んでいました。
Photo4
Photo5
Photo6
建築学科が入っている2号館全体を一つの世界としてブルーモーメントを表現しているそうです。
建物自体に一切のライトアップはなく、ただ窓から漏れるブルーの光は美しさと不思議さの両方を持っていました。
廊下には1列蝋燭の光が...
ついついどこかへ導かれるようなイメージを受けました。
Photo7
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一見蚊帳を連想させるこの作品はメッシュ素材によってモアレが発生。
メッシュの効果により、外からは中が人影くらいしか見えず、中からは外が比較的見えましたが、とても落ち着いた空間でした。

今回学生さん達の様々な作品を見て感じた事は、
「組み合わせ」を重視している。光と光の組み合わせ/場所と光の組み合わせ
「素材」をうまく使っている。
形/色に頼ることなく、光の質を理解して、「反射・透過」をうまく使っている。
今回は全て白熱灯(普通球)が使われていましたが、使う素材・使い方によって、様々な表情に変わっていました。
また、どの作品の学生さんも、自分の作品を堂々とプレゼンテーションされていました。
さすが!!学生さんの豊かな想像力と実行力には感心してしまいます。
普段の仕事とは少し違う視点から、モノをとらえる機会を与えていただいたような気がしました。


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