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特派員報告

こちらは水素と酸素で動くイルミネーション、その名も「エコイルミ」

普通のスクーターを改造し、ボンベから送り込まれた水素ガスが、酸素と反応して発電する仕組みになっています。
このような新しいエネルギーの活用も、光を考える上ではとても重要なことだと考えさせられました。

天井から無数にぶら下がっているのは、夏の風物詩、風鈴です。
風に揺れると電流が流れる仕組みになっていました。 つまり!音が鳴ると光る風鈴です。光と音で人々を導く「ミチシルベ」。発想が素敵ですね!


プロジェクターから傘を通して投影された映像が、天井に映し出されています。
雨のしずくから波紋が広がっていくようなモチーフで、水の中をパシャパシャと歩いているような感覚でした。


会場内の柱に咲いていた光の花。

花びらの重なりでできた陰影がとてもきれいでした。

スチレンボードの街の模型に光が灯っています。
覗けば豆電球が光っているだけ。
これだけで充分夜景を思わせてくれますよね。

絡まりあったアクリルの棒、その中心にクリプトン球が点灯しています。
光を受けて、複雑に煌くアクリルの球。
水滴が付いているようにも見えます。


白い布を吊るしたブース。
正面の布にプロジェクターで映像が映し出されているのですが、スクリーンの中に無限のスクリーンが.... 前に立ってみると、自分の姿がいくつも重なって映し出されます!
しかも動きが少しずつずれて、残像のように見えるのです。
図のようにビデオカメラでスクリーンを撮影しプロジェクターで投影するわけですが、この“データ送信”と“投影”に微妙なスピード差があり、それを利用したインスタレーションだということでした。ただ「すごい!」の一言です。


「海底の道」は青一色の世界です。
階段のシーリングにも青いシートを被せているというこだわりには感動しました。
水を張った透明シートの下から、天井に向かって光を照射しています。
水の波紋が天井にも映し出され、まるで水面を見上げているよう!

ガラス張りの壁面からむき出しの階段が見える建築なのですが、その階段に放電灯の強い光を当てて光の色で春夏秋冬を表現しています。
階段を上っていくと、次々と新しいシーンが登場し、最上階の“冬”まで、全く飽きることがありませんでした。
スリットから漏れる光の筋がとてもきれい。まさに光と影の共演です!

今回、天候のためのレイアウト変更もあり、すべての作品を見ることができなかったのがとても残念でした。

「光」とひと言に言っても、捉え方は様々。各チームがそれぞれの表現を模索して、同じテーマで全く異なる作品を仕上げていたことに感動しました。
共通して感じたのは、どの作品も色の美しさや陰影の面白さなど表現は異なっても、どこか懐かしいような、ずっと眺めていたいような魅力を持っているということです。

会期中に新しい発見をして手を加えた、というチームもありました。
身近な材料を駆使して作品を作るため、なるほど、と思う工夫がたくさん見られました。
自分たちの作品を、誇りに満ちた表情で説明してくれる学生さんたちに、ものづくりの面白さ、素晴らしさを、もう一度思い出させてもらったような気がします。


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