MARIOT EYES



誰にでもできる! 照度計算


- 光束法による平均照度の計算 -


誰にでもできる照度計算ということで、まずは直射照度の求め方をこっそりと教えちゃいましょう。

という式で求められます。



...ということは、下のような器具があったとすると...


例えば、光軸上で6m先の照度Aは約123Lxとこれでわかりますね。

これは周囲の影響を考慮せず、ある1点の照度を求めたいときに使われます。


次に照明計画時の目安となる平均照度の求め方も教えちゃいましょう。


ランプ光束:
ランプから発せられる光の総量(メーカーカタログに記載、ランプによって異なります)
照明率:
器具を通り室内の天井や壁に反射し、結果光が作業面にどれだけの割合で届いているかを表します(カタログ記載、使用器具によって異なります)
保守率:
光束の維持率を表します。使用ランプ(光束維持率)・状況(ほこり等)によって異なります。


では、左の写真の空間を例に平均照度を計算をしてみましょう。

 間口:7.5m、奥行10m、天井高3.0m
 使用器具:蛍光灯器具 FPL36EX-N、3灯用20台(ランプ光束:2900lm/灯)
 天井:白、壁:淡い色、床:淡い色


まず、照明率を求めるために、室指数というものを計算します。


※この場合の高さは光源から視作業面までの高さをいいます。
(普段は床上85cm、座業のときは床上40cm)


次に内装材の反射率というものが必要になります。

内装材料

反射率(%)

白壁一般

55〜75

木材(黄ニス)

30〜50

透明窓硝子

8

淡色の壁

50〜60

コンクリート

25

黄・緑

50・30

濃色の壁

10〜30

障子紙

40〜50

赤・青

20

木材(生地)

40〜60

30〜40

4


保守率

ランプの種類

普通

まわりの状況・清掃間隔などの状況によって保守率の善し悪しを決定。
ランプ名と状況を交差する保守率を求めます。

本当は「悪い」というデータもあるのですが、今回は省かせていただきます。

白熱電球

0.84

0.79

蛍光灯

0.74

0.70

メタルハライドランプ

0.66

0.62

水銀ランプ

0.74

0.70

高圧ナトリウムランプ

0.79

0.75


照明率(例)

一部抜粋

器具効率49%

天井%

70

50

壁%

50

30

10

50

30

10

床%

30

10

30

10

30

10

30

10

30

10

30

10



1.00

.48

.45

.42

.39

.37

.36

.46

.44

.41

.39

.37

.36
1.25

.53

.50

.48

.45

.43

.42

.51

.48

.46

.44

.43

.41
1.50

.58

.53

.52

.49

.48

.46

.55

.52

.51

.47

.47

.45
2.00

.64

.58

.59

.54

.55

.51

.61

.57

.57

.54

.53

.51

室指数 1.99 と内装材の反射率(今回は天井は白70%、壁は淡い色50%、床も淡い色30%)の交差する照明率を求めます。

注意!
この照明率は器具によって異なりますので、その都度メーカーにお問い合わせ下さい。

 


...で、答えはというと...



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